探偵業の許可を取得しました。豊明市で活動をスタートします!

いろいろな情報が飛び交う昨今。人々の悩みもつきないとは思いますが、昔から変わらない悩みも多くあります。昔から探偵と聞くと、怪しいとか法外な金額がかかるとかいろいろ言われていますが、需要はかなりあるみたいで探偵会社も多く存在します。わたくしども便利屋にも日々色々な相談がきますので、弊社も探偵業の許可を取得しました。

探偵業の許可は、探偵業法の探偵業について必要な規制を定めにより、その業務の適正を図り、もって個人の権利利益の保護に資することを目的とし義務付けられています。
詳しくはこちら→https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/tanteigyou/index.html

ですので、許可を取得していない便利屋、探偵会社に依頼してはいけません。

 

◆もくじ◆

■1.違法と合法のボーダーライン
 □1-1.届出の有無(届出番号がない会社は違法)
 □1-2.素性調査
 □1-3.盗撮・盗聴
 □1-4.張り込み・尾行
 □1-5.聞き込み
 □1-6.調査の目的
 □1-7.調査後の情報
 □1-8.違法とまでは言えないが、問題のある行為
■2.まとめ

 

■1.違法と合法のボーダーライン
探偵が違法な調査を行った場合は、依頼者も共犯になる可能性がありますでは、どのような調査が違法になるのか?をざっくり解説します。

 □1-1.届出の有無(届出番号がない会社は違法)
合法的に探偵業をやるには、探偵業法に基づき最寄りの公安委員会に届出書を提出することが義務付けられています。

 □1-2.素性調査
対象者の「婚姻歴・学歴・職歴・人柄や評判・異性関係・借金の有無」を調べるのは合法です。「差別につながる調査」は違法。特定地域の出身であるかどうか調べること、過去の犯罪歴などを調べること、親が帰化した人物であるか否かなど差別を助長する恐れが著しく高いため、探偵は依頼を受けられません。

 □1-3.盗撮・盗聴
自分の自宅や、家族名義の車などに盗聴器をしかけても違法ではありません。自分のではない私有地などに盗聴器を設置した場合は違法となります。自分の所有しているバンの中から、浮気相手とラブホテルに入って行くところを撮影しても違法ではありません。しかし、浮気相手の自宅の庭に忍び込んで、浮気相手の自室内で抱擁しているところを撮影した場合は違法になります。

 □1-4.張り込み・尾行
探偵が、張り込みや尾行を行う事は、違法ではありません。また依頼を受けて仕事として尾行・張り込み調査をしている正規の探偵は、ストーカー行為の定義にも当てはまりません。ただし、他者の私有地に入ってしまったりすると、家宅侵入罪となり違法となります。また、交通ルールなども注意しなければなりません。

 □1-5.聞き込み
聞き込み調査自体は合法です。違法になるのは不正な成りすましを行うことです。例えば、警察官を名乗って聞き込みするなどです。調査対象者や、その家族などに成りすまして、個人情報を得ることは違法です。

 □1-6.調査の目的
犯罪を助長する目的である依頼を受けた場合は、罰せられます。ですから 引き受ける前に、じっくりと依頼者の真の目的を聞き出す必要があります。

 □1-7.調査後の情報
探偵業に従事する者にも守秘義務があり、得た情報を用いて人を恐喝したり、個人の利益になるようなことをしたら立派な犯罪です。

 □1-8.違法とまでは言えないが、問題のある行為

①探偵ランキングや比較サイトでの探偵紹介→しっかり精査された内容でのランキングなら問題ないが、サイト作成者のアフィリエイト報酬や紹介料目当てのケースが多く、高額な報酬を支払える探偵会社や便利屋は料金も割高!

②探偵の高すぎる料金→同じ内容の調査でも50万、250万と恐ろしい程料金の違いがある。

③人数を誤魔化す→1名で調査をしたのに3名使いましたと言い、3名分の料金を徴収する。

 

■2.まとめ

調査を依頼する際は、届出を出している業者を選ぶこと

探偵業者は、依頼者と契約を締結するときは、書面を交付して説明しなければならないという義務がありますので契約書はしっかり確認すること

どのような調査が合法か違法かをあらかじめざっくりでも知っておくこと

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